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有象無象のひとりごと

【S7シングル最高2041・最終2014】多段トリル×サイクル破壊

 こんにちは、カイトです。S7お疲れ様でした。USM初のシーズンということもあり活気があったシーズンでしたね。インフレの波に乗れず悔しかったですが構築記事を書きたいと思います。使用した構築は以下の並びです。

コンセプトは、使い慣れたトリル軸とその軸が苦手とするヒードランバンギラスが絡む受けサイクルを裏で破壊するというものです。

 

個別紹介(以下常体)

 

ミミッキュミミッキュz いじっぱり ばけのかわ

H244A156B108

161-143-113-x-125-116

じゃれつく かげうち トリックルーム 剣の舞

トリル起動要員その1。主に後述するポリゴン2で場を荒らしてから投げることが多かった。

 

リザードンリザードナイトY ひかえめ もうか→ひでり

H252B116C100D4S36(めざ氷個体)

185-x-113-156-106-125

かえんほうしゃ オーバーヒート ソーラービーム めざめるパワー氷

トリルエース。しばらくs135個体を使っていたがトリル下で動かす際メタグロスがメガを行わず下からかみなりパンチを打ってきたことがあり、感心しながらsラインを落とした。キノガッサに対し立ち回りが不安定になるが剣舞を採用し岩石を切った固体が増えたと信じて甘えていた。

 

ポリゴン2しんかのきせき ひかえめ ダウンロード

H244C252B12

191-×-112-172-115-80

トライアタック 10まんボルト シャドーボール トリックルーム

トリル起動要員その2.主に初手に投げ場を荒らす。このポケモンが機能するかが勝率に大きく貢献していたと感じた。とはいえ環境がポリ2をかなり意識していたこともあり中々難しかったように思う。

 

グライオン@どくどくだま しんちょう ポイズンヒール

H244A12D252

181-115-147-×-139-115

地震 ハサミギロチン 羽休め 守る

ヒードランを見たら投げる駒。初めはドリュウズが入っていたがモロバレル入りに対する安定感が欲しかったため最終的にグライオンを採用した。当てて欲しいギロチンを本当によく当ててくれる神ポケだった。

 

メタグロスメタグロスナイト ようき クリアボディ→かたいツメ

H92A148B12D4S252

167‐184‐172‐×‐131‐178

アイアンヘッド じしん れいとうパンチ 思念の頭突き

ガルミミガッサに刺すこと、ポリゴン2から展開する際初手のテテフが厳しいのでその牽制を行うことを意識して採用した。グライオンを選出する際、マンダが厳しいのでその対策でもあった。ドヒド入り、バレル入りサイクルがグロス受けをそれらのポケモンに任せている際イージーウィンを拾えるように思念を採用した。機能した試合がいくつかあったので間違っていなかったと感じた。

 

カプ・レヒレ@ウイの実 ずぶとい ミストメイカー

H244B176C36D4S44

176-×-172-120-151-111

なみのり ムーンフォース 瞑想 ちょうはつ

調整はここから(無断転載なので問題があれば消します)。

roshipoke.hatenablog.com

別の構築を回していた際サイクル破壊性能が高いと感じたので採用。参考元は自然の怒りを採用しているが一度有利対面を取った後、後投げされる電気と打ち合えるように本構築では瞑想を採用した。クレセドランといったリザードンが苦手とする構築に勝てるようになったのは大きいと感じた。

 

基本選出

ポリゴン2ミミッキュリザードン

大体の対面、スタンにはこの選出をした。ポリゴン2が初手でアドバンテージを取れればそのまま勝つことができた。

グライオンカプ・レヒレ@1

受けに寄ったサイクルに対する選出。@1にはメタグロスミミッキュが入ることが殆どだった。

メタグロスポリゴン2ミミッキュ

初手のキノガッサカプ・テテフを重く見た選出。この選出を強いられた際、あまり勝率はよくなかった。

 

 

結果

TNカイト 最高2041 最終2014

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感想・反省

シーズン最終盤まで様々な構築を使っていましたがどれも2000まで届かない体たらくで苦労しました。最終4日前に1ロム1700という状況から試行錯誤して今の構築に至り、最終2日前に2000到達、最終日に朝まで潜ったが2000から大きく動けず終わり…という悔しさの非常に残るシーズンでした。インフレが見込まれていたため、最高レート更新を狙っていただけに自分の構築力のなさを痛感しました。この構築にも非常に欠陥が多く、もっと各個体間のシナジーを意識し、基本選出を持たせながらも柔軟性のある構築に仕上げていくことが求められると思いました。

構築そのものに言及すると、例えば本ブログでずっと紹介しているトリッキュ+メガリザードンYの並びがクチート軸に殆ど勝てず、なおかつシーズンを追うごとにクチート軸が多くなっているにも関わらず明確な対処を行っていなかったことや、ゲッコウガポリゴン2を崩す動きが流行っていたにも関わらず新たに強い戦術を手にすることが出来ず「使い慣れた」、「手になじんでいる」という理由で(使い始めが中レート帯であったのでそこで数を伸ばしていたアーゴヨンギャラドスのような積み展開に強くあろうとする意図はあったにせよ)ポリゴン2始動のトリル軸を組まざるを得なかったこと、終盤明確に数を増やしたナットドランへの対応をグライオンのギロチンに頼っていたことが反省点です。環境を意識することは出来てもプレイヤースキルがないため同じ軸に拘泥せざるを得ないことがレートを2000から伸ばせなかった最大の要因だと考えているので、また様々な構築を試してプレイヤーとして成長したいと思います(また軸は変えずにブログ書いてそう)。