今期は前期と全く同じ並びを使用しました。
以下が使用した並びです。
行動ほしょうの持てる初手(襷ランドロスorHCポリゴン2)から展開し、ミミッキュとリザードンで詰めていくというのが基本的な戦略です。基本選出で崩せない受けサイクル(バンギ入り、ドラン入り、ロイドカグヤなど)に対してはボーマンダ、カミツルギを投げます(勝てない)。
個別紹介
ボーマンダ@ボーマンダナイト むじゃき いかく→スカイスキン
H4A156C92S252
171-175-101-142-90-167
かなり無理をした枠です。前期の構築からの唯一の変更点でもあります(りゅうせいぐん→りゅうのまい)。変更理由としてはりゅうせいぐんでは流行りの調整の意地HDメガボーマンダを落とせないのでミラーにおいて有用でないと感じたこと、ミミロップやスカーフウツロイドからの縛りを無理やりにでも解消したかったことが挙げられます。基本的にはバンギラス、ヒードラン、ロイドカグヤ、受けループに対して選出します。しかし+1地震でバンギラスを落とせなかったり、テッカグヤに対しだいもんじが大した打点にならないなど、正直あまり機能はしていませんでした。エアームドと対面したらりゅうのまい→だいもんじと入ることで裏に控えていることの多いゲンガーを縛りつつ戦うことができます。何より意表がつける。
AS252H4
165-216-110-x-100-143
じしん がんせきふうじ ステルスロック だいばくはつ
使い始めてはや一年。もう大爆発は共通認識なのでアドを取れる技ではなく、ステロいかく要因として考えていました。語ることもないのでなぜ襷ランドロスに大爆発を入れるかについて書こうかと思います(読み飛ばしても問題ないです)。高火力で通りのいいノーマル打点であるというのは利点ですが、火力の押し付けと同時に起点回避を行うことが目的です。具体的には、起点づくりの慎重カバルドンに対しじしん→だいばくはつと入ることで実を発動させずに1-1交換を取ることができます。このような発想は一年以上前のものであり、現在は腕白HBDの起点作成カバルドンが登場していることもあるため、上記の発想のもとこの型のランドロスを採用することには無理があると考えています。使い慣れていることが最大の採用理由であることは否めません。
H244C252B12
191-×-112-172-115-80
トライアタック 10まんボルト シャドーボール トリックルーム
本構築のMVP。初手からトリルを展開し試合展開を握る力だけでなく、全部の技に追加効果がある点も優秀でした。メガメタグロスの影に隠れていますがこのポケモンもなかなかの運勝ち製造要員でした。反省点としては、このポケモンで見ていたメガメタグロスが終盤にかけアームハンマーを持つようになり、アイへ→アムハンで処理されてしまうことが挙げられます。グロス軸に対する勝率を維持できなかったことは最後まで課題でした。
カミツルギ@ハガネz ようき ビーストブースト
H4A124B4D124S252
135-217-152-×-67-177
受け回し破壊要因。しかし6匹とも低速高耐久の受けサイクルは環境に存在せず、どのような構築であっても高速の潰し要因(メガゲンガー、アーゴヨン、フェロ―チェなど)が入っており、このポケモン単独での崩しは困難であることが多かったです。
H244A156B108
161-143-113-x-125-116
じゃれつく かげうち トリックルーム 剣の舞
ずっと使っているトリルミミッキュ。大体の構築に投げていました。剣の舞は呪いと選択ですが、トリルを用いずに戦う場面もそれなりにあり、剣舞zによる崩しが必要な場面もあるので本構築では前者の採用となっています。しかし終盤オニゴーリがひっくり返るくらい多かったこと、分身バトンもそれなりにマッチングする機会があったことなどから呪いが欲しい場面もなくはなかったです。
H252B116C100D4S36(めざ氷個体)
185-x-113-156-106-125
かえんほうしゃ オーバーヒート ソーラービーム めざめるパワー氷
ずっと使っているHBリザードン。もはや相棒枠。グロスの岩技に気を付けながら今期は立ち回っていました。対オニゴーリでそれなりに勝率を出せたのはひとえにこのポケモンの自覚のおかげでした。
基本選出
一番パワーが出る選出。マンダ軸、グロス軸、ガルーラ軸、リザードン軸、積みリレーあたりにはこの選出でした。ゲッコウガを見た場合にはポリゴン2から入ることが多かったです。特にマンダ軸に対する勝率はよかったのですが、終盤一気に数を減らしたことでこの構築の勝率が下がった感はあります。グロス軸、ガルーラ軸はそれぞれ初手にグロスやガルーラが出てくることが多いですが、ポリ2でそれらに勝てるかといわれると微妙で、実際その二つの構築に対する勝率はそこまで良くなかったです。
ステロが必要だと感じた際や、ヒートロトムやキノガッサを見たら初手にランドロスを置いていました。というかこの2体に対しては初手ランドロスの爆発以外でどうしようもなかったです。ずっと使っている基本選出で思い入れがあり、2100に到達した試合でもこの選出でした。
受け回しに対する選出。割と勝てません。
重い相手
リザードンでしか倒せない鋼+リザードン受けが成立するポケモン
例を挙げると、バンギラスorウツロイド+テッカグヤ、ラティアス+クチートなどです。一番きつかったのはこの2つです。勝つことがほぼ不可能でした。
低速サイクル(主にドラン入り)+高速(カミツルギより速い)AT
例を挙げると、ポリ2ドラン+ゲンガーなどの並びです。カミツルギが安易に縛られてしまうため崩し切れないことが多かったです。
ガルーラスタン
ガルーラのsの多様化に伴い立ち回りが安定しませんでした。具体的には、初手ポリ2のトリックルームから展開しリザードンで縛ろうとした際、S4振り個体であればかえってトリル下で上を取られて負ける、といった試合展開が多発してしまいました。初手に工夫が必要だったと感じています。
結果
TNカイト 最高最終2102
TNIkisugiBaron 最高2090・最終1902
感想
久しぶりに2100まで行けて安心しました。この軸もまだやれるとは感じました。s10以降は2100から勝つことを目標にまた頑張ろうと思います。s9お疲れ様でした。